経済について現場から経営者へと駆け上がった大原孝治

国内大手のディスカウントショップ「ドンキホーテ」の現CEOである大原孝治さんは、経済界でもその名を知らない人はいないと言われています。27期連続増収増益を記録し、その売り上げ額は約60兆5000億円にのぼるとされます。敏腕経営者のもと、今後もドンキホーテはあらたな事業拡大を視野に入れて小売業界を牽引していくといえます。大原孝治さんがカリスマ経営者だと言われる背景には元々は社員であったことに起因しており、その経歴を見ていきましょう。1993年にドンキホーテに入社し、第一号店の府中店でコーナー担当者をしていました。翌年には幕張・木更津2店舗の店長を兼任しますが、この当時はまだストアは無名で現在のような独特な販売方法もなされていませんでした。伸び悩む売上の中、仕入れた商品の在庫をどう売りさばくのかを思案していた大原さんは、バックヤードに保管されている在庫をすべて店頭に置いて来店客が自由に選んで購入出来るようにしました。これこそが現在のドンキホーテの目玉とも言える「BOX販売」の始まりです。安い価格で欲しいものを探す楽しみがあると口コミで人気が広まり、斬新な販売方法を確立した大原さんは1995年に取締役第二営業本部長の役職に就きます。時を同じくして、関東圏のみだったドンキホーテは全国規模に営業を拡大して現在に至ります。大原孝治さんは2009年に日本商業施設社長に就任して、第43回経済界大賞優秀経営者賞も受賞しました。

現場から経営者へと駆け上がった経歴をもつ大原孝治さんの今後の活躍にも期待です。